夢の共演
こんにちこんばんは。ご機嫌いかがでしょうか。
日に日に暑さも増してきて、例年であればあのイベントやこのイベントが…と休みが待ち遠しくなってくる時期かと思われますが、このご時世、中々そうも行かなくなって来てますね。
さてさて。
突然ですが、皆さまは『ザ・グレイトバトル』と言うゲームをご存知でしょうか?30代少年の皆々様であれば当然の如くご存知と言う前提でお話を進めましょう。記事の内容も120%趣味です。
そう。1990年代に、当時としてはタブーとまで言われていた版権作品同士のクロスオーバーゲームの先駆けと言っても過言ではない、伝説のゲームですね。バンプレストから発売されたこのゲームはガンダム・仮面ライダー・ウルトラマン、これらがゲームで共演!など、30年近く経った今ではなんら不思議ではない組み合わせですが、当時としては凄まじい事でした。今でこそ、クロスオーバーゲームの代表作と言えば『スーパーロボット大戦』シリーズがありますが、その礎をこのゲームが作ってくれたとも言えます。
夢のオールスター共演……『オールスターゲーム』であり『アベンジャーズ』な訳です。コレが面白くない訳もなく、キッズ達の心を鷲掴みにしました。かく言う私もまんまとハートを鷲掴みにされたキッズの一人でしたが。
因みに、『ザ・グレイトバトルⅡ ラストファイターツイン』では使うキャラを巡って友人とリアルファイトにまで発展した事がありました。リアルファイトにまで発展するのは良くなかったですね。多分、今やってもリアルファイトにまで発展するような気がします。
俺にもロアとRXを使わせろや!
前置きはこれぐらいにして本題へ。
今回は、この「バンプレストの伝説ゲームである『ザ・グレイトバトル』を『バトルスピリッツ』と言う現代のコミュニケーションゲームで再現してみよう』と言う記事です。
ね?120%趣味でしょ?
今回は以下の書き記します。
①デッキレシピ
②ピックアップカード
③デッキのコンセプト
④最後に
それでは行きましょう。
①デッキレシピ
以上、42枚構築です。多いですけど、まぁ、こんなもんでしょう。
② ピックアップカード
ピックアップカードなんて言いますが、全部かなと思いますね。それぞれ紹介していたらキリが無いと思いますが、少し面白い組み合わせのコンボになるカードだけでもご紹介しておきましょう。
ガンダムコラボブースターからのブレイヴ。系統:MSによるドローでの手札破棄枚数を−1する合体時効果を持っています。しかし、このカードは自身の効果でエンドステップ時にトラッシュから回収できるので、序盤は腐ることはないカードです。
序盤で『ウルトラマンガイア(V2)』や『ウルトラマンフーマ』によるドローして破棄する効果とやたら噛み合っており、欲しいカードを手に入れつつ、エンドステップでの回収を見越して破棄できると言う利点がありますし、『仮面ライダーオーズ タジャドルコンボ(最終回ver.)』の煌臨時効果で煌臨元にくれば相手スピリット/アルティメットの破壊にも貢献できます。惜しむらくは合体条件がMSのみと言う事。ウルトラマンや仮面ライダーには合体する事は出来ませんが、そもそもシンボルが無いので、困ったら捨てちゃえと割り切っても良いのかもしれないですね。
…GNアーマーTYPE-E[ガンダムエクシア]
バースト枠。召喚/煌臨時効果発揮後のバーストとして、序盤~終盤までと腐ることはほとんどなく、バースト発動後に召喚する事で次の自分のエンドステップまでスピリットからの完全耐性を得られるので、スピリット効果による除去の危険性を少しでも減らせられます。
また、アタック時効果のコスト帯破壊もコスト7以下と中コスト帯のスピリットなら仕留められますし、バトル終了時に回収と手札のコスト7以下のCBスピリットをタダ出しできるので、追撃も見込めます。
…ダブルオーガンダム(A面)/ダブルオーガンダム[トランザム](B面)
このデッキ唯一の「転醒カード」。転醒はアタックした時なので、アタック時効果の処理を先にしてしまうと転醒出来ないので注意。
『ダブルオーガンダム』の召喚時効果で系統:CBを持つスピリットを最高レベルにまで引き上げてくれて、転醒させて『ダブルオーガンダム[トランザム]』の転醒時効果で回復かシンボル追加を選択できるカードです。また、アタック時効果でCBスピリットがアタックしている時にスピリットのバーストを無力化できるので、より確実にバーストを潰したいのであれば、事前に確認できる何かで補助してあげるとより確実性が増します。
転醒状態だとエンドステップ時に回収できるのでこのカード自体の固有キーワード効果である『武力介入』を使い回す事が出来るのも良い所。
…仮面ライダーオーズ タジャドルコンボ(最終回ver.)
…グリッターティガ
このデッキにおけるフィニッシャーカード。
どちらも煌臨条件が『青&コスト6以上』となっており、中盤以降でその真価を発揮できます。
さて、このフィニッシャー二種と凄まじく相性が良いのはGNアームズと転醒ダブルオーになります。
GNアームズに煌臨は序盤から煌臨させる事が可能で
・『スピリットからの完全耐性を得たグリッターティガで追加支払いコストの要求』
・『スピリットからの完全耐性を得たタジャドルコンボで7回アタック』
ができます。
対して、転醒ダブルオーは武力介入などで予期せぬタイミングで召喚させる事が可能で、自身のアタックステップであれば
・『最高レベルに引き上げて回復してグリッターティガでアタック』
・『最高レベルに引き上げてシンボル追加したタジャドルコンボの7回アタック』
が見込めます。
どちらにするのかと言うオプションではありますが、コンボとしては面白い組み合わせになると思います。
③デッキのコンセプト
このデッキレシピを見た感の良い30代少年の皆さまであれば、お気づきになられたと思います。
そう、全て『コラボカード』であり『ガンダム・仮面ライダー・ウルトラマンの御三家』で構築されたデッキであると言う事です。
仮面ライダーとウルトラマンと言うのは、以前からコラボブースターとして参戦していたので、今回のガンダムコラボが本格的に参戦した事で、漸く実現したデッキであるとも言えます。
④最後に
完全趣味の塊である『ザ・グレイトバトルデッキ』をご紹介しました。デッキコンセプトの項目にも書き記しましたが、青でまとまったカード達だからこそ、今回のデッキを構築出来たと思っています。『好きなカードで好きなようにデッキが組める』事がカードゲームの醍醐味ですし、特にコラボカードはよりその意味と言うのは大きいのですが、今回のデッキを構築するにあたっては『ガンダム・仮面ライダー・ウルトラマンのカードプールで青が一番組めるカード』だったからこそ、実現出来たとも考えています(他色ですと、どうしても噛み合わせと言いますかそういう部分で中々上手い具合に組めないかなぁ…と感じたのです)。
この御三家が青と言う色の中に存在してくれたからこそのデッキであると思います。
まぁ、コレが強い!と言う訳ではなく、どちらかと言えばファンデッキの類になります。当時、『ザ・グレイトバトル』をリアルタイムでプレイしていた世代同士で懐かしいなぁ!!って言い合えれる事が出来ればきっと楽しいだろうなと言う事で作りました。一つ、利点を言うなれば、コラボカードのみでの構築なんで、公式のコラボマッチングバトルで思う存分披露できるぜ!って事はお伝えしておきますね。
因みに、カードスリーブは『魔装機神サイバスター』です。そこら辺も徹底してありますが、おそらくは、そうじゃないですね。
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
好きなようにデッキ作るのって楽しいですよね、ではまたどこかで。