究極の形は『好きを詰め込んだデッキでの勝利』

こんにちこんばんは、今回もデッキ紹介です。


さて、突然ですが、皆さんはデッキを構築する際にどういった事を念頭にして構築をされておられますか?

『大会で優勝するため』、『環境カードを吟味して今あるカードプールから選び抜く』、『とにかく勝つため』。様々な理由がそこにはあると思います。

今回、私がご紹介するデッキは『自分が使いたいカード』を念頭にしたデッキ、つまりは『好きなカードを詰め込んだデッキ』と言うのを体現したデッキとなっております。 


今回は以下の項目に触れていきます。

デッキリスト

②カード紹介

③デッキの動かし方

④最後に

それでは参ります。


デッキリスト

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以上、43枚です。今回も多いですね、もう少し絞った方が良いかも( ´・ω・`)


②カード紹介

この項目では通常カード・バースト枠カード・フィニッシャーカード・ピックアップカードにそれぞれ分けて書きます。


〇通常カード

・『メルトドラゴン』

…昨今のネクサス破壊の中でも群を抜いて強力なカード。ネクサス破壊が出来ればトラッシュのコア3個をリザーブに回収できるので、実質0コストでネクサス破壊が可能なカードで返ってきたコアで更に展開が望めます(レベル3の手札を4枚になるようにドローをする効果は正直、オマケ程度と言う認識でも大丈夫です)。

・『乙の騎士アルバイン・ピット』

…神皇編からのカード。神速召喚が可能で緑軽減が3つもあるので、シンボルが確保出来ればかなり軽く出せます。アルバイン・ピットの最大の魅力はアタック/ブロック時のトラッシュのコアを緑のスピリットかリザーブに回収する効果。ソウルコアも含めてトラッシュのコアを全て回収できるので、序盤から中盤まで腐らずにコンバット・トリックに長けたカードの一枚です。

・『英雄獣 老将タイガー・ネストール』

…コアブーストしつつトラッシュのカードを全てゲームから除外する召喚時効果を持つカード。トラッシュを活用する魔影妖戒などのデッキタイプには成果が見込めます。また、Lv2からのアタック時に1コスト支払って回復する効果もあるので、ブレイヴと合体させて早い段階でライフをもぎ取っていく事も可能です。

・『超・炎魔神』

…召喚時に相手のバーストを破棄。召喚時バーストのファラオムなど処理できるのがこのブレイヴの強みです。

アレックスを始めとした効果を受けない、何かしらの条件下で効果を受けないバーストは処理ができませんが、転醒編になってからは自身のカウント増加で自ら発動する様なバーストが出てきた事もあり、創界神の時よりかは安定してバーストを破棄出来ると思われます。

・『リミテッドバリア』

…防御札。コスト4以上のスピリット/アルティメットによるアタックではライフは減らないカード。低コスト帯に対して安定してライフを守るのであれば白晶に軍配が上がりますが、「命の果実-原種-」による貫通無効でより安定してライフを守りきれると判断して今回はコチラを採用しました(また、ソウルコアを支払いに使用する事で、ネクサスも処理できるのも白晶との違いです)。


〇キーカード

・『緑魔神』

…シンボルを2つ有する色魔神の内の一つ。合体条件がコスト5以上とやや重く、序盤から展開できるスピリットとは合体できないですが、フィニッシャー級のカードと合体させる事でその真価を発揮します。アタック時効果は無難なコアブースト。

・『湖に咲く薔薇』

…このデッキに置けるエンジンとも言えるカード。コスト4以上の緑スピリットが召喚される度にネクサスにコアブーストしていく効果。コアブーストのタイミングは関係なく、回数の制限も無いため、デッキタイプによってはかなりのコアブーストが見込めます(Lv2の効果はこのネクサス上のコア5個をトラッシュに置くことで手札にあるビオランテを含むスピリットカードをコストを支払わずに召喚する効果ですがこのデッキにはビオランテは採用されていませんので今回は割愛)。

このネクサスにはコスト4以上の緑スピリットが多く採用されていますので、大量に展開が見込めるメインエンジンとも言えます。

・『命の果実-原種-/命の果実精ドライアッド』

…転醒編1章で収録された緑の転醒ネクサス。世界系のネクサスのように根源回起を有している訳ではなく、使い回しをするネクサスではありませんが効果がとにかく地味ながらも効果が詰まった転醒ネクサスとなっています。貫通効果の無効(相手のアタックステップのみ)、ライフが減った時に一枚ドロー。特にカヴァリエーレ・バッカスの消滅貫通を無効に出来るのは優秀です。

転醒後はソウルコア以外のスピリット/創界神ネクサスのコアロックとLv2からは緑のスピリットがBP勝負で相手のスピリットを破壊したら1点貫通と言う、実に緑らしい効果。転醒後にコアブーストで1個は確実に転醒後スピリットに置けると言う点も優秀(転醒条件はネクサスがフィールドを離れる時か相手のスピリットが疲労した時が条件の疲労タイミングは関係なし)。

転醒ネクサス、転醒スピリットと共に攻守に優れた効果を持つネクサスと言えます。貫通効果を無効にしつつドローができ、タイミングを見てアタッカーやブロッカーに変える事ができる、コチラもアルバイン・ピットと同様にコンバット・トリックに長けたカードです。

・『宇宙世紀憲章』

ガンダムコラボのスターターデッキからの出張カード。メインフラッシュ効果で二枚ドローした後で創界神ネクサスへのメタの塊と言えるカードで、フィールドにある間はお互いの神託ではターン毎に1個ずつしか置けない効果です。

序盤でこそ、その真価を発揮するカードと言える存在であり、創界神ネクサスを多用するデッキにはとにかく天敵とも言えるカードです。


〇バースト枠カード

・『斬騎士ラグマンティス』

…安定した除去が行えるバースト。ライフ減少後のバーストで、フィールドに残る以外で防げない、所謂耐性貫通でスピリット/アルティメットの二体疲労でどちらかをデッキボトム送りにする強力な効果。序盤に安定して守りが望める一枚。

・『仮面ライダーカイザ[2]』

…コチラもライフ減少後のバースト。バースト効果自体は、コアが3個以下のスピリット/アルティメットを破壊する効果。しかしながらこのカードを一言で言うなれば『読まれにくいバースト』であると言う事。『アタックステップ開始時に相手のスピリットが3体以上いる時に条件を無視して発動できる』のが、このバーストカードの最大の魅力であり、他のバーストが持ち合わせないカウンター的要素があるカードと言えます。

タイミングがとにかく絶妙であり、バースト効果を発揮できない効果をすり抜けられる唯一無二のカードです。バースト効果を発揮させないのは、大体がアタック時効果に多いのでその前に効果を持つ3個以下のスピリットやアルティメットを除去できるのは相手の盤面に打撃を与えるには十二分なカードです。勿論、単純に数で押してくるデッキにも有効です。


〇フィニッシャーカード

…『忍頭領ソウルドラゴン・焔影』

フィニッシャーカードその1。無限焔による指定アタックで相手のスピリットが破壊か消滅で自身のシンボル分のライフ貫通と回復で連続アタックでフィニッシュを狙えるカード。指定アタック・ライフ貫通・ドロー・バースト封じとカード単体で制圧力は凄まじく、更にブレイヴとの合体でより確実性を底上げできます。特に、色魔神との相性は良く、早い段階から相手のライフをもぎ取れます。

…『アルケーガンダム

スピリットによるライフ減少か自身のスピリット破壊をトリガーとして、1コストで召喚できるカード。軽減なしの1コストで7コスト帯のフィニッシャーが出せると言う意味でもかなりの性能です(詳細は前々回の『蛇アルケー』の記事をご参照下さい)。

同じフィニッシャーであるパラディンモードとの組み合わせはとにかく凶悪。

…『インペリアルドラモン パラディンモード』

デジモンコラボからのXXレア。このデッキに置ける最大級のフィニッシャーカードであると同時にチェンジによる手軽に入れ替えて連続アタックが可能となるカード。チェンジ自体の効果で最もコストの高いスピリットの破壊をし、その後トラッシュのカードを全てゲームから除外する効果。

チェンジ効果とアタック時効果は、それぞれタイガー・ネストールとアルバイン・ピットと似た効果ではあるものの、回収して相手のスピリットを全疲労させるのは破格の性能で、命の果実との組み合わせは強力。


〇ピックアップカード

…『超星使徒スピッツァードラゴン』

相手がバーストを宣言したタイミングでカードを提示、1コスト支払って召喚してそのままバーストを破棄させられるカウンター的カード。バースト保護が無ければ問答無用で破棄し、破棄出来ずとも召喚したら2コアブーストが出来るので、そのままLv2状態にできる点もミソ。

アタック/ブロック時にBP7000以下のスピリット/アルティメットを破壊し、効果破壊出来れば回復できる効果。低いBPラインで攻めてくるデッキタイプには除去しながら待ち構える戦法が取れるカード。

…『グラナート・ゴレム』

ピン刺し。相手の煌臨に合わせて1コスト支払って召喚してターンを強制終了させる効果。

コチラもある意味でカウンター的要素があるカードなので採用。

…『グリードサンダー』

説明不要のハンデスバースト。最近は手札保護などもある為、あまり過信は出来ないが、それでもこのカードがセットされており、手札何枚ですか?は相当な圧力となる。



③デッキの動かし方

…序盤は命の果実-原種-や湖に咲く薔薇で自陣を整えつつ、通常ネクサスはメルトドラゴンで焼き払っていく。同時に宇宙世紀憲章でフィニッシャーカードなどを引き込みつつ、創界神ネクサスの神託を阻害する。基本的に序盤は命の果実-原種-は貫通効果無効とドローに徹する為、転醒はさせない。

…ある程度、カードを引き込みつつタイガー・ネストールやアルバイン・ピットに超・炎魔神を合体させてチェンジ元を確保しながら相手のライフを削っていく。

…中盤位には、ある程度のコアも溜まってきているのでソウルドラゴン・焔影に緑魔神を合体させ無限焔のライフ貫通やパラディンモードのチェンジでゲームエンドを狙う。



④最後に

ここまで長々とお付き合い頂きありがとうございました。

この『変態緑』と名付けたデッキは元々、ビオランテを軸にしたデッキとして製作したのが始まりでしたが、転醒環境となり、命の果実が登場した事で更に改良を加えたのが現在の『変態緑』となりました。基本的に、貫通効果や創界神ネクサスへのメタの塊と言っても差し支えのないデッキとして仕上げており、遊精には特に刺さる事が実証されています。

コレだけのパワーを前面に押し出したデッキではありますが、対アルティメットにはフィニッシャーカードが総じて対象に取れないなどの弱点もあります。無限焔とパラディンモードのチェンジ効果はスピリットのみを対象としているため、対面がアルティメットだった場合はかなりの苦戦を強いらてしまいます。また、耐性も皆無と言っていいレベルのデッキなので、例えば、バウンスを得意とするデッキにも苦戦します。

見方によっては『緑ランプ』に見られたりします。ありがたいですね、実態は全然違うんですけどねw


という訳で、今回は『変態緑』の紹介でした。その内、デッキ名変えても良さげですかね。

とりあえず、今回はここまで。それではまたどこかで。